ランドブリーズpro.3で赤ちゃんとのキャンプが超快適になっちゃう!?

こんにちは!最近実は、“赤ちゃんと一緒に”キャンプをしているシマちゃんです。

アカチャンマン・・・お家でお世話するだけでも、我々を翻弄してくださる、天使のごとき生き物・・・。

そんな赤ちゃんと一緒にキャンプなんて!!という気持ちでいましたが、キャンプ絶ちをして1年と半年、いよいよ禁断症状が現れ始めたので、思い切って挑戦してみました!!

ブリもおうちでお留守番ばかりで、正直発狂モードだったよね!
アカチャンマンにもみくちゃにされる日々・・・趣味でもなきゃやってられないのね!

さすがのヤキブリも荒ぶっちゃってます。

今回は、赤ちゃんとのキャンプでもはや不可欠ともいえる我が家の相棒、【ランドブリーズpro.3】についてレビューしてみたいと思います!

この記事のポイント

・スノーピークの優秀テント【ランドブリーズpro.3】の使用感をせきらら告白

・赤ちゃん(9ヶ月~)とのキャンプについてご紹介

・とにかくすばやく設営!撤収!30分以内に完了します

・女性ひとりでも設営できるので分担作業も可能。時間短縮が図れます

それでは早速、見ていきまっしょう!!

赤ちゃんとのキャンプってどうしたらいいの?

赤ちゃんとのお出かけ。それは、尋常じゃないほど周到な準備と計画性を必要とする・・・。

おむつの数は足りてるか?服は?家の中と外の気温差大丈夫?エトセトラエトセトラ。

日帰りのちょっとしたおでかけでさえ、シマちゃんは持ち物のリストアップから何からで、毎回疲労しがちでした。

そんな中、《お外》《宿泊》というファクターまで追加されるなんて。

いつしか、大好きだったキャンプがとても億劫になってしまっていました。

アカチャンかわいい。でも自分も大切にしないといけないと思うんだよね!ブリは!

そんなある日突然!『もうだめだ!私は!野遊びが!足りないよ!脳内爆発しそう!』となり。
思い切ってキャンプにトライすることにしました。

赤ちゃんとのキャンプでまず考えたこと

赤ちゃんとのキャンプ。それはもう考えることが目白押しですが、まずは以下の事が気がかりでした。

赤ちゃんはキャンプを楽しむことが出来るのか

そもそも赤ちゃんに無理をさせてまでキャンプをする・・・のは何か違うなと思っていた私。

キャンプデビュー当時、わがやのアカチャンマンは9ヶ月で、職業はハイハイ。
彼が楽しむためには、とにかく安全に暴れまわる空間が必須でした。

もちろんお外で遊んでいただくこともできますが、設営等で大人が活動したい間はテントの中で待ってもらう必要がありました。

昼夜の気温差にどう対処するのか

まず気になるのは外気温。特にうちの赤ちゃんはとても暑がりで、日中の気温が心配でした。

生後半年ほどは室温22℃以上になるとご不満になるわが君・・・。

9ヶ月になり24℃くらいまでであれば許してくださるようになっていましたが、それでも一番の懸念材料。
お昼寝もまだ二回はしますし・・・。テントの中で寝てくれるの・・・?

夜についても温かさをキープできるようなテントがあれば最高だなと思っていました。

そもそもテントが立つまで待っていられるのか・・・。

ここで難問です。我が家のアカチャンマンは、とにかくチャイルドシートで座っているのが苦手。(停止している車など愚問・・・!という顔をされます)

自宅のお食事椅子を持っていく予定ではいましたが、それでも一刻も早くテントを設営する必要がありました。

しかしながら、当時我が家にはスノーピークのトルテュproという2ルームテントが一つだけ。

こちら、オールシーズン過ごしやすく優秀なテントではあるのですが、いかんせん設営が大変で・・。
二人で行うのはもちろんのこと、最低でも40分くらいはかかっていました。

つまり、

安全に暴れることが出来て

それなりの広さを兼ね備えていて

日中の暑さを激減できる工夫が可能で(夜も温かいとなおヨシ)

設営・撤収がサクッと短時間でできる

そんな新しいテントを用意することが、赤ちゃんとのキャンプをするためのファーストステップだと考えました。

ランドブリーズpro.3購入の決め手は・・・。

結論からいいますと、我が家にスノーピークの【ランドブリーズpro.3】が仲間入りしました。

購入の決め手はズバリ、

安全に暴れることが出来て

それなりの広さを兼ね備えていて

日中の暑さを激減できる工夫が可能で(夜も温かいとなおヨシ)

設営・撤収がサクッとできる

と思ったからです(笑)

そのまんまじゃないのよっ!!
そんなにもアカチャンマンにぴったりな条件のテントって本当にあるのっ!?

ちなみにアメニティドームはどうなの??

ここで気になる方もおられるでしょう。そう、スノーピークには、【アメニティドーム】という殿堂入り可愛いテントがあるんです。

しかも、ランブリよりもお買い求めしやすい価格。

実は我々は昔、アメニティドームのMサイズを所有していたことがありました。
設営は比較的簡単で広さも十分にあり、快適ではありましたが、なんだかんだシマちゃん一人でももっと軽くって簡単に立てられるのがいいよね・・・(←貪欲)というわけで、

モンベルのステラリッジテントの二人用にチェンジしたのでした。(夫婦だとこれで広さは十分。焚火するし、春~秋ほぼ外にいるし)

その後家族が三人になり、ステラリッジテントでは狭すぎる。ありがとうの気持ちでオサラバしました。

ここで再びアメニティードームMか?という選択肢が出てきましたが・・・そう、気になりました。

ランドブリーズpro.3。

そこで店頭でまず試し張りをさせていただき、『これしかない!』と一目ぼれしました。

簡単なんです。設営。めっちゃめちゃ。

現在シマちゃんは自他ともに認める非力女子なのですが、それでも一人で20分もあれば完成してしまいました。
しかもゆっくり教えてもらいつつ。

いいところはもっとたくさんあるのですが、何よりも簡単でスピーディに出来るのが一番の決め手になりました。

その他のいいところをまとめるとこんな感じ。

・アメニティドームMよりもコンパクト。でも狭くない。

・高さも程よくて、150cmほどしかない私でも無理せずに立てることが出来た。

・なんだこれ?ってくらいメッシュ&通気口が大量にある。

入り口天井に結露よけというおもてなし・・・。

・フライシート前方に目印になる鉄の棒(笑)。地味に迷わなくてよし。

・フライシート内側にベルクロテープ。インナーのポールに巻き付けられるのでズレることもない。

ポールが劇的な軽さ!!しなやかさ!!こんなに曲がるう!?楽すぎる

撤収も15分くらい。ポールが軽すぎて(二回目)たたむのめっちゃ簡単。

カバンに納めた姿すらかわいい。もてっ、もにっってかんじ・・・。

・我が家のタープの色とマッチする。

・なんていうか結局、見た目も大好き。

つらつらとかけてしまうのでこの辺で。トルテュ以来のときめきでした。ドキドキがとどまるところをしらない。

こんなにも物欲にまみれたシマちゃんを見るのは久しぶりで、ちょっと怖かったよね・・・。

スノーピークの優秀テント、ランドブリーズpro.3って?

そんなランドブリーズpro.3は、スノーピークのproラインのテントです。

スノーピークのproラインの魅力と言えば、なんといってもオールシーズンとても快適に過ごすことが出来るスペックの高さにあります。

幕の機能性もそうですが、痒い所に手が届くメッシュの数!テント内で風感じることが出来る素晴らしさ。

スノーピーク公式サイトより引用

伝統的なフレーム構造の3~4人の使用に適したテントです。フレーム形状を変え、前室の出入がしやすい構造に進化。

1996年に発売以来、技術の進歩や時代の変化とともにスペックアップや改良を繰り返し、進化してきたランドブリーズシリーズ。ベーシックでありながら高機能スペックを備えた同シリーズが、2020年、居住性と機能性をさらに向上させた最高峰モデルとして生まれ変わります。一年中使い心地がよくて、耐風性に優れ、頑丈。まさにスノーピークのドーム型テントの決定版です。

【スノーピーク公式サイト】

我々がお店に問い合わせた時はたまたま一つ入荷されていましたが、いつも速攻で売れてしまう・・・とのことでした。特にpro.3。サイズ感が多くのご家庭にマッチするのかな?

2022年10月10日現在、スノーピークの公式サイトでは在庫切れで、Amazonは先日まで在庫切れでしたが復活している模様。

楽天とYahoo!のショップでも販売しているようですので、お好みのサイトでご確認してみてください。

実際に設営してみましょう!

簡単にですが、シマちゃんの設営工程をご紹介します。(いつもささっと立てちゃうので、丁寧ではないかもしれません・・・笑)

まずはグランドシートを広げます。敷き忘れると、結露してインナーがびちょびちょになったりしますよね・・・。

手前にスノーピークのロゴが来るよ

インナーを広げてみる・・・。

わくわくしますね・・・。

スノーピークのロゴがある方(二カ所、どちらでもいいみたい)に前室がきます。

先端が赤のフレーム二本を、赤の目印のあるスリーブに通して・・・。

びっくりするくらいポールが細くて軽い

それぞれピンにさしこみます。大丈夫!?って思うくらい柔軟にしなります。すごい。

うにゅー---
すちゃっ

本日の住処ができてきたぞー\( ‘ω’)/

ここまででだいたい5分くらい。

先端が青のフレーム二本を、青の目印のあるスリーブを通しつつ、それぞれ斜めにクロスするように挿していきます・・・。

とてもピンが挿しやすい・・・。

骨格完成★黒の引っ掛けるヤツらをぱっちん止めて、いいかんじですね。

この日は風も強くなかったので、インナーやグランドシートを押さえたりはしていないですが、強風時は先にペグダウンを軽くするのがおすすめ。

フライシートをばさり。

前室側には金属の棒もついてて見分けがつきやすい

フライシートとインナーを、赤・青それぞれのバックルで連結していきます。

昔使っていたアメニティドームにはこういった細やかな機能はなくて、フライシートずれずれちゃんでした・・・。

同じ色のバックルをとめようね

さらにフライシートの内側にはマジックテープまでついているだとっ・・・!

ポールにまきまきすることで、バシィッとジャストフィットします。

バシィッ

ここでだいたい10分少々。

次に前室用のポールを差し込むと、ぬし様の登場です・・・。

起き上がるぬし様

前室をぴーんと張ったら、完成です!!

なんて可愛いフォルムなの

前を開けるとこんな感じ。

前室も結構広いのです

こんなにミニマムでかわいいのに、このお方、しっかりベンチレーターまで搭載してます。

ぜーんぶ開けるとこんな感じ。これ、真後ろもフルメッシュになっているんですよ。

風という風を通してくれます。真昼でもすごくすずしい・・・。

あちこちがすけすけ

温かい時期には、夜空を眺めながら眠ることもできちゃいます。これじつは結構憧れでした・・・。

インナーの中はさすがのpro幕。遮光性もあって程よい暗がり、アカチャンマンもお昼寝できそう。

テントの中から見る外ってどうしてこんなにわくわくするんだ

しっかりここまで設営して、20~25分もあれば完成します。

頑張ればもっとはやいかも。

アカチャンマンに思う存分転げまわってもらえる環境づくりは一刻を争いますので、タイムアタックに挑戦してみてもいいかもしれませんね(?)。

ヤキブリもすぐにテントの中で休めるのはありがたいよね!
アカチャンマンと遊ぶのは体力がいるしね・・・。

赤ちゃんを解き放ってみました

さて完成した我が家。早速、赤ちゃん様に探検してもらいましょう。

高速ハイハイで飛び出した!

芝生をばふばふしつつ進んでいます。あっいけね、これインナーマット敷き忘れてるや・・・。

ちらり

すこし緊張した面持ちでこちらを振り返っておられます。

小さなキャンパーの誕生です

メッシュにキッスして完璧です。どうやらお気に召した模様。

赤ちゃんには十分な広さで、お気に入りのおもちゃなんかを差し上げると、意外に長く遊んでいてくれたりもします。

写真ではインナーマットを敷き忘れていますが、下に石などがあると危ないので、しっかりマットも敷いてあげましょう。

風通しがかなりよく、涼しいランブリではありますが、インナーの中が暑くなりすぎていないか等よく確認しつつ、近くで見守ってあげてくださいね。

夜は家族三人で寝ますが、ダブルの布団とシングルの布団を入れることが出来ています。(ややぴっちりめではありますが、ダブル一つならかなり余裕があります)

これからは寒くなってきますので、電源サイトでは電気カーペットを利用することも検討中です。

結論:見た目ヨシ!機能性ヨシ!キャンプの効率化実現!

ランドブリーズpro.3、良い品であります・・・。

色味といい、フォルムといい、サイズ感といい、、、。

今の私たちにとっては本当に絶妙!なテントなのです。

ランドブリーズpro.3のメリット・デメリット

改めて、ランブリpro.3のメリットをまとめてみました。

細かく言うとまだまだありますが、とにかく細かいところの気配りがすごい!痒い所に手が届く!といった感じ。

そんな素敵テントランブリですが、デメリットも探してみました。

今のところ欠点らしい欠点は見当たらないのですが、

あえて挙げるなら、上記の二点でしょうか。

一点目、小型のテントのため、中でストーブなどの火器を使うことは大変危険ですので、真冬の暖を取るときには一工夫必要そうです。これに関しては他の小型テントは全て共通ですね。

我々はこれまで2ルームテントで冬キャンプをしてきましたが、この機にこんなに有能なランブリでの冬キャンプにも挑戦してみたいと思います!!

とはいえ、かなり寒い土地や真冬以外はランブリだけで十分快適に過ごせそう。

二点目は、やはり、アメニティドームと比べると価格が高い。

秋と春しかキャンプをしない方や、見た目のカラーが明るいテントがいいという方は、やっぱりアメニティドームという選択肢もアリだと思います。

2020年10月10日現在、アメドMはグランドシートとインナーマット、前室を上げられるポールまでつけても7万円程度。すべてそろってこの価格であれば、懐的には嬉しいです。

対してランブリpro.3は、本体価格が89,800円、最低限必要なシートとマットをつけると合計12万円を越えてきます。

5万円の差は結構大きいかもしれません。

とはいえ、我が家で絶賛愛され中のランドブリーズpro.3。

赤ちゃんの成長を見守る、防衛隊の一員としてこれからも大活躍してくれそうです!

皆さんのアカチャンマンキャンプに幸あれなの!!

おしまいっ >゜)))彡